縁の庭Garden
終わりのない循環、今ここに、居る自分に。
「欅の宿 縁」の家屋は、
ぐるりと樹々に包まれ、
庭の草木は森へとつづいていきます。
森の静けさ、山々の厳かさ、
日本六古窯の“信楽焼”を育んだ歴史と文化。
この地で連綿と繰り返されてきた
人と自然の営みのように、
囲炉裏の間から臨む枯山水の庭は
悠久につらなる水の循環を表し、
滝組(滝を模した岩)から流れ落ちた水が
白川砂利の川を辿り、
遥か先の海原をめざして、
やがては、信楽のゆたかな自然とつながっていきます。
古くから、石木などの自然物に
神仏や物語を見出してきた日本人の感性。
縁の庭に配された石は、水に浮かぶ島や船を思わせ
見る人の想像を膨らませてくれます。
永くつづく循環を、
風景のなかに感じながら、
今ここに辿り着いた自分を、
ゆっくりと見つめてみる。
縁の庭は、静かに、
様々なものを語りかけてくれます。
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